【豊 島】こえび活動2021 冬の陣!
芸術祭開幕直前を除けば、冬は比較的活動も少なく、穏やかに過ごすことが多いこえび隊、
今年はこれまで以上に活動が減り、島での活動は地元のこえびさん限定。。
さまざまな制約がある中で、細々と続けているこえび活動ですが、
最近島キッチンのお手伝いがなんだかちょっとおもしろいことになってきています!
みなさんにご報告したいです!!
ある日の風景
今年の冬は、少ない募集枠ながら、初めて活動に参加してくれる方が意外に多いのです。
特に高校生!!
この日は先輩こえびさんがマンツーマンで指導をしてくれていました。
落ち着いて活動できる冬場は、こえび活動デビューの絶好のチャンスです。
この日は、島キッチンのデザートにする、みかんジャムのパウンドケーキ作りにも挑戦!
調理担当スタッフから指導を受けながら、
島キッチンのレシピ帳を開き、材料を計量、混ぜ合わせていきます。
生地に混ぜ込んだ豊島産みかんのジャムの味も確認して、
焼き上がりのパウンドケーキもしっかり味見。おいしくできました!
島で採れた果物や野菜からお菓子や料理が生まれるまでのストーリーを体感する瞬間です。
そしてまた別の、ある日の風景
この日も、仲良し高校生が二人で参加してくれて、初めてのこえび活動!
今年は観光客がめっきり減ったため、この日から、週末の営業時間を利用して、
島の方向けに手づくりのお弁当のお届けしています。
この日は油淋鶏弁当。54食の注文がありました。
少し早めの夕食用に、15時配達開始を目指して準備します。
初めてこえびさんたちも、接客の合間にお手伝いをお願いしました。
おかずを計量して小分けにしていく作業、
ねぎを刻んだり、生姜をすりおろしたり、簡単な調理もお願いします!
普段は作らないメニューなので、スタッフも味や分量の調整に頭を悩ませます。
これでお肉は足りるのか!?などハプニングの連続ですが、
みんなで相談しながらチームワークで乗り切りました。
島キッチンのお弁当は、普段外食の機会の少ない島の方、
なかなか手の込んだものは自分で作るのは大変というご高齢の方などにも
食の楽しみをお届けしようと、これまでも毎月1回営業日外で行ってきた活動です。
普段は1回が精いっぱいでしたが、こうしてこえびさんにも手伝ってもらうことで、
島の方に喜んでもらえる日を増やすことができました!
こえびさんとのお弁当作り、島を訪れる人の流れが戻るまで、もう少し続けてみようと思います。
そしてまた別の日
この日は、島のお母さんが大根をくださるということで、こえびさんが収穫に!
いただいた大根はきれいに洗って切って、軒先に吊るして、割り干し大根を作ります。
さて、次回の活動では何が起こるのでしょうか!?
新しい動きがでてきたら、またみなさんにご報告しますね。
誰もが経験したことのない今のこの状況下だからこそ、
こえびさんにも、島の食材を活かし、島や人とのつながりを大切にする島キッチンの取組みを、
より深く、より身近に体感してもらう時間にできたらいいなと考えています。
【関連するお知らせ】
▼ART SETOUCHIのこえび活動~準備編①~「芸術祭のない期間も活動は続きます!」
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▼ART SETOUCHIのこえび活動~準備編②~「一部のこえび活動は有償ボランティアです!」
https://www.koebi.jp/news/events/entry-2793.html
▼ART SETOUCHIのこえび活動~準備編③~「マナーを守って楽しく活動しましょう!」
https://www.koebi.jp/news/events/entry-2802.html
▼ART SETOUCHIのこえび活動~準備編④~「島スタイル&持ち物!」
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