Archive

【せとうちばなし2021】9/25(土)第3話 ~大島編~を開催しました

7/24(土)から始まった全3回シリーズ、オンラインせとうちばなし。
第1話は「豊島~島キッチンの10年~」をテーマに、
https://www.koebi.jp/news/report/entry-2967.html
第2話は女木島・男木島「島のいま」を
https://www.koebi.jp/news/report/entry-2981.html

ラストの第3話は、大島のカフェ・シヨルをテーマに「ひとつのお菓子が地域を開く~カフェ・シヨル10年の軌跡~」をお届けしました。
21名の参加があり、なかには台湾や香港の海外からも参加がありました。


島全体がハンセン病の療養所大島青松園

カフェ・シヨルを立ち上げた、やさしい美術プロジェクトの高橋先生、泉さんのお二人のインタビューを中心に展開しながら、あっという間の1時間でした。



お二人からは最初の大島との出会いや大島のみなさんとどのようにして交流を深めていったのかをお聞きし、丁寧に語ってくださいました。

高橋先生が最初に大島を訪れたのは2007年10月。
芸術祭が始まる3年前のことであり、まだ芸術祭が構想段階の頃でした。その後、カフェ・シヨルを立ち上げた泉さん、井木さんたちも通うことになります。


畑仕事中の大智さんとそれを手伝うこえび隊の石川さん


陶芸名人の山本さんと子どもたち


高橋先生や泉さんたちが大島に通っていると、野菜づくりや陶芸をされている入所者さんたちに出会ったこと、ろっぽうやきのお話を聞いたこと、いろいろなエピソードが次々に語られていきました。なかには私たちが初めて知る内容も。


第二面会人宿泊所を改装したカフェシヨルは2016年秋会期中盤まで営業していました

ろっぽうやきの試作を泉さんから山本さんへ


2年、3年と大島に通い続けたやさしい美術プロジェクト。入所者のみなさんと交流を深めていくなかで一つの作品が生まれます。それが「カフェ・シヨル」でした。ろっぽうやきもまた、入所者さんからお話を聞いて復刻した作品の一つです。

「大島を味わう!」がテーマのカフェ・シヨル。
器も食べ物も内装も「大島を味わう」がシヨルのなかに凝縮されています。


お客さんやこえび隊と会話を楽しむ入所者さん


「カフェ・シヨルがあるから大島にぶらりと訪れる、これこそが僕たちのやりたかったことです。」高橋先生が言っていた印象的な言葉。
私たちこえび隊は、2013年の芸術祭が終わったあと、やさしい美術プロジェクトからカフェ・シヨルを引き継ぎました。カフェ・シヨルがあるから大島に行きたいと言ってくれるお客さんや大島ファンのこえび隊がたくさんいます。
大島に行くというきっかけのひとつにシヨルがあること。シヨルがあるからいろいろな交流や出会いが生まれているのも事実です。
これまでの取り組みを振り返りながら、ひとつの小さなお菓子から大島が開かれた場所になっているということを、改めて感じることができました。


ろっぽうやきというひとつのお菓子が地域をひらく、そのストーリーを書いた「カフェ・シヨル通信」、ろっぽうやき、甘夏マーマレードジャムを参加者のみなさんに送りました


今年のせとうちばなしはこれで終了です。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
瀬戸内へなかなか来れない方からオンラインでつながることができて嬉しい!というお声をたくさんいただきました。また、芸術祭が始まる前の話や島民とアーティストの関わり方、リアルな島の今など、貴重なお話をお届けすることができ、私たちにとっても良い機会になりました。

せとうちばなしは、今後も芸術祭や瀬戸内海を切り口に様々なテーマでみなさんにお届けしていきたいと思います。


配信ブースはこんな感じでした!


こえび隊とは

瀬戸内国際芸術祭を
支える
ボランティアサポーター。
島が好き!
アートが好き!
芸術祭を手伝いたい!
と思っている方なら
誰でも参加できます。

こえび隊に登録する APPLY FOR KOEBI-TAI

こえび新聞

こえび新聞vol.19が完成しました。 2020年は、第1回目の瀬戸内国際芸術祭が始まってから10年という節目...

こえび新聞を読む APPLY FOR KOEBI-TAI