【女木島】5/2(火)-3(水・祝) 島の方向けにヘアサロン壽をオープンしました!
女木島には「寿荘」という、もともと民宿や海の家を営まれていた建物があります。
この「寿荘」で、2019年の芸術祭より「島の中の小さなお店」プロジェクトの展開が始まりました。
島の方にとって便利で、お客さんに楽しんでもらえる、という大きなコンセプトのもと、2022年の芸術祭では「女木島名店街」と名前も新たに、8作品が展開されました。
2019年の芸術祭から、作品の一つとして「ヘアサロン壽」があります。
宮永愛子さんの作品で、実際に髪を切ることができます。
普通の美容院では椅子に座ると目の前に鏡があると思いますが、このヘアサロンには鏡の代わりに目の前に海が見渡せる窓があります。
芸術祭会期中は、たくさんの来場者と島の方に実際に利用された人気の作品です。
美容師は、2019年の芸術祭以前から女木島で島の方向けに美容室を営まれていた、高松市在住の玉木ひろこさん。
ヘアサロン壽ができるにあたり協力をお願いしたところ、快く引き受けてくださり、2022年も営業していただきました。
そして、今回は、ゴールデンウィークで各島賑わいをみせていた5/2(火)-3(水・祝)、ヘアサロン壽は島の方向けに営業を行いました。
2019年に作品ができてから、島のみなさんのためだけにこの作品をオープンするのは初めてのこと。
5/2(火)オープン初日の朝は、船が到着するのを、寿荘の外にちょこっと座って、女木のお母さんが待っていてくれました!
「今日はカラーとカットをしに来たんや。こんなにゆっくり海を見ることはないなぁ。いつもここで切ってほしいなぁ。」とお話してくれました。
そうこうしている間に次の予約のお母さんが。
この日は夕方まで予約でいっぱい!
みなさん予約時間の30分前には来られるので、隣のカフェ・ドゥ・ラ・プラージュでゆっくりお話タイム。
「パーマしようと思うけど、どう思う?まだ大丈夫かな、、」
など、思いがけず女子トークに花を咲かすことができました。
この二日間にヘアサロン壽を利用してくれた島の方は13名!
これをきっかけに、定期的にオープンすることができればいいな、と改めて感じた二日間でした。