【豊 島】12/5(日) ストーム・ハウス感謝会がありました。

2010年の芸術祭で生まれたジャネット・カーディフさんとジョージ・ビュレスミラーさんの作品
「ストーム・ハウス」の公開が、11月28日(日)を最後に終了しました。
11月は閉館のお知らせを聞いて、もう一度作品を鑑賞したい!というお客さんや、
何度も作品受付をしてくれたこえびさんたちが続々と作品を再訪してくれて、
思いがけない再会の多い日々でした。

ストーム・ハウスは12年間という長い期間豊島の唐櫃岡集落にあった作品です。
閉館後の12月5日(日)に、唐櫃公堂に豊島のみなさんをお招きして
「あらしの後で~ストーム・ハウス感謝会~」という催しが開催されることになり、
こえび隊からは、こえび事務局の大垣、斉藤がお手伝いを兼ねて参加させていただきました。

感謝会は島のみなさんだけでなく、作家さんや作品に関わった方々への感謝の会でもあります。
オンラインでジャネットさんとジョージさんも参加してくれて、
作品制作にまつわるエピソードなどもお話いただきました!
(「ストーム・ハウス」は日本で実際に体験した暴雨はもちろん、
黒澤明監督の映画「羅生門」の大雨のシーンなどからもインスピレーションを受けていたそうですよ。)

みんなでストーム・ハウスの映像を鑑賞して、嵐の様子を振り返ったりもしました。
(映像は現在編集途中とのことです。みなさんは映像完成までもうしばらくお待ちください。)

作品のご近所に住むみなさんも、
「田舎に行列ができるような作品があることは、すごく魅力的なこと。」
「いつも雷の音を聞いていたので、なくなるは寂しい」
などと思いを語ってくださり、温かく見守ってくださっていた様子が伝わってきました。

島キッチンのお隣にある、食堂101号室さんも感謝会のために作品をイメージしたお菓子を作ってくれました!
建具に流れる雨までしっかり表現されているクッキーで、お菓子が会場に届いた瞬間、みんなの歓声があがるほど。
雲に見立てたメレンゲ菓子も、口に入れるとパチパチと雷のようにキャンディーがはじけてびっくり!
感謝会を楽しく盛り上げてくれました。

会場には、こえび隊の「作品のてびき」や作品公開日報も展示して、
作家さんや島のみなさんに、こえび隊が楽しく受付していたことをお伝えできました。

ひとまず嵐は過ぎ去りましたが、嵐はまたいつどこで起きるかわかりません。
次はいつ、どこで嵐がおきるのか!?!?楽しみにしていましょうね。