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【大 島】7/31(土) オンライン開催!子どもたちと楽しく大島のことを学びました

高松市主催「大島に行こう!アートと自然を楽しむ子どもサマーキャンプ」は、2015年から毎年大島で開催してきました。世界中の子どもたちが大島に集い、自然やアートに親しみながら、ハンセン病の歴史や入所者さんたちの大島での暮らしを学ぶ宿泊学習プログラムです。小学1年から中学生までの子どもたちが参加する、夏休みの楽しいイベントの一つです。
2018年の様子 https://www.koebi.jp/news/report/entry-2222.html


アーティスト鬼太鼓座のワークショップの様子(2019年)

昨年は、新型コロナウィルス感染症が拡大し大島への渡航が難しくなり、中止に。今も渡航はできませんが、今年はかたちをかえてはじめてオンラインで開催!香川県内外の小学6年生から中学3年生までの7名が参加しました。ワークショップの内容を子どもたちの感想とともにお届けします。

「オンライン 大島へ行こう!アートと自然を楽しむ子どもサマーキャンプ〜大島の歌を作ろうオンラインワークショップ〜

プログラム1 大島ガイドツアー

まずは、大島がどういう場所なのか、大島やハンセン病の歴史について学びます。島内にある納骨堂や風の舞、解剖台などを写真で紹介し、それらがどんな場所なのか学びました。


参加者に事前に送付したオリジナルノート

使うのはこちらのワークノート。事前に参加者へ以下のものを送りました。
・ワークノート
・ろっぽうやき(こしあんがたっぷり入った薄皮まんじゅう)
・大島の甘夏マーマレードジャム

また、大島のかたちを使って絵を描く楽しいコーナーも!


実際に描いてくれた子どもたちの絵がこちら

プログラム2 入所者の方からお話を聞こう

大島と中継し、入所者の森和男さんと野村宏さんがオンラインで参加してくださいました。
お二人からは、入所したとき、若かったころの療養所の暮らし、そして今の暮らしについてお話してくださいました。
また、「偏見や差別、隔離」という観点から、ハンセン病を新型コロナウィルス感染症と重ねてお話してくださいました。


上段の左から二番目が野村さんと森さん

子どもたちからは以下の感想が寄せられました。

・療養どころか強制労働の日々があったことも知り、胸が苦しくなりました。ハンセン病を風化させないこと、そして思いをつなぐ優しい行動を行います。
・この歴史を伝えていく人、経験者が少なくなってしまったら、おそらく、また過ちが繰り返されるだろう。今私たちが勉強をして後世へと伝えることが大切だと思った。
・今はコロナの世の中だけれど、希望を持ちたいと思えた。差別などは、今でも続く課題だと感じたので、私たち若い世代でやめさせることができるよう努力しようと思った。

プログラム3 ろっぽうやきを食べよう


みんなで大島にあるアート作品をみたり、ろっぽうやきや甘夏のエピソードについて学ぶコーナー。
ろっぽうやきは昔入所者のみなさんが食べていたお菓子。入所者さんたちの思い出の味をみんなと共有しながら食べました。


プログラム4 ラジオ番組「大島アワー」をつくろう

ラストは、ロバの音楽座松本雅隆さんのワークショップ。
おうちにある面白い音がするものを用意し紹介してもらいました。また、事前に考えたおもしろ川柳を発表してもらい、全員の5・7・5の川柳の7・5をシャッフル。シャッフル後の川柳は、音の出るものと一緒に雅隆さんのリズムに合わせて、声に出しました。


一人一人が考えた川柳とそれをシャッフルしたことで新しい川柳ができ、さらに面白い川柳になったので、こちらをお見せしましょう。


子どもたちと大島の海(2019年)

はじめてのオンライン配信。ドキドキでしたがあっという間に時間は過ぎました。
オンラインで大島や入所者さんたちとつながることができ、子どもたち、アーティスト、私たちにとっても貴重な経験となりました。
これからもなにができるか考え、大島のことを少しでも知ってもらえるきっかけや場面をつくり続けていきたいと思います。
そして、大島へ行って入所者のみなさんに会える日がきますように!


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