【豊 島】大島の甘夏でマーマレードジャムづくり
2010年から毎年開催している甘夏を収穫するワークショップ(通称:かんきつ祭り)。コロナ禍の影響で大島では入島制限が続いているため、今年は中止となってしまいました。

2月中旬、青松園の職員さんから1本の電話が入りました。
いつも私たちこえび隊がお世話になっている入所者の野村さんが「甘夏を持って帰ったらええとこえび隊に伝えてくれ」と話をしていると、ご連絡をいただきました。その後すぐに野村さんに連絡をして、お礼を伝えました。
大島での活動が自粛となっている中、こうやって声をかけていただいたことがとても嬉しかったです。

綺麗な色!柑橘の香りが島キッチン中に漂っていました
職員さんたちが収穫してくださった甘夏は、みかん箱2つ分!野村さんが大切に育てた無農薬の甘夏です。いただいたたくさんの甘夏は、事務局スタッフや豊島の活動に入るこえびさんたちに手伝ってもらい、2週間かけて豊島にあるレストラン島キッチンへ持って行きました。
綺麗に洗った甘夏を島キッチン内に並べていると、お客さんから「買えますか?」とお声をいただくことも。大島の紹介をして、これからジャムにするんですよ!とお話しをしたお客さんもいます。

今年は大島担当の私がほとんど一人で作りました。しぼっても、切っても、刻んでも、なかなか終わる気配がしなかったんですが、3日目にしてようやく甘夏マーマレードジャムが完成しました。
かんきつ祭りはみんなで作業をしたほうが、作業も進むし、楽しいですね!

野村さんが育てた甘夏、私たちも大切にしていきます。
カフェ・シヨルが再オープンしたときには、入所者のみなさんに味わっていただきたいです。