やさしい美術プロジェクト大島焼きのお手伝いをしてきました。

5月14-16日にやさしい美術プロジェクトのお手伝いをしてきました。
大島のギャラリーとなる建物の清掃と、カフェ・シヨルの厨房付近の準備片付け、カフェ・シヨルで使う大島焼のお手伝いの3つに別れて作業をしました。
カフェ・シヨルでは大島でとれたものを使って、おいしいケーキやお菓子などを提供しようということでこれまで、「かんきつまつり」や「よもぎまつり」を通して準備してきました。
じ・つ・は、カフェでつかう食器も大島で採れた土でつくるのです!これを大島焼きと呼んでいます。持ちやすいように大きめに取っ手をつけたりと工夫がしてあります。

これは前回4月の活動で素焼きを終えて、窯だしをしたところ。自治会長の山本さんや職員さんが焼いてくださりました。
今日は本焼きの準備です。釉薬をかけ、底に付いた釉薬をていねいに拭いていきます。

入所者の松下さんが顔を出してくださり、アドバイスや作業がしやすいように色々な道具を出してくださり、とても助かりました。差し入れまで頂いてやさしさが沁みました。


たくさんの方々のご協力の元、釉薬をかけていざ本焼きの窯詰め!釉薬の色と出来上がりは全然違います。どんなになるかできあがりがとても楽しみです!!!

ギャラリーとなる入所者の方が暮らしていた建物も清掃しました。
お天気もよく清掃日和!

ここは、入所者の方々が生活していたところです。芸術祭ではここに作品や、写真、大島の歴史が分かるものなどを展示していきます。

入所者の方が貝をご馳走してくださったり、畑のアドバイスを下さったり、停電のため職員の方が準備してくださったり、今日も大島はやさしさで溢れていました。毎回大島では様々な出会いがあり、こえびの中にも大島ファンが着実に増えつつあります。

最後に今日は干潮。船の中を通って船に乗り込むという半年に一回程の珍しい日でした。

以上、大島5月14~16日の報告でした~!
写真・小山/文・石川