いよいよ トビアスOPEN!!
お待たせしました!
8月1日(日)に豊島・家浦にある、トビアス・レーベルガー作品兼レストランがオープンしました。レストラン名『イル ヴェント』 イタリア語で『風』って意味です。
会期始まりから7月31日までは、玄関とダイニングだけの公開となっておりました。今まで来られた方には全部お見せすることができず、本当に申し訳ございませんでした。ここ、イル ヴェントは会期後も営業する予定ですので、また瀬戸内に来られる際はぜひお立ち寄り下さい。お待ちしております。
さて、会期始まりからオープンまでの制作の様子をお伝えしたいと思います。
7月19日の段階では、1F玄関、ダイニングのみがほぼ完成。

ずっと見ていると、平面なんだか立体なんだか、ワケ分からなくなるのがこの作品の特徴。また、ところどころ蛍光色のオレンジや黄色を使うことによって、さらに視覚的変化をもたらせてくれます。この内装の模様は、第1次世界大戦の船に用いられた迷彩柄をモチーフにしているんだそう。初日はあの黄色いイスに座って受付しました。なんか、良かった♪♪楽しい~~
で、制作中の職人さんはというと・・・。

分かりますか!? この左官屋さんのTシャツの柄。1階ダイニングの模様なんですよ!実はコレを作ったのは、こえび。

3日間、仕事終わりに集まっては夜中遅くまでかかり作り上げました。もう着てくれた瞬間、すごくうれしかったーーー!!職人さん達にも人気でしたよ♪
で、・・・・

白地が1階、緑が2階の模様です。屋根上で揃った瞬間、トビアス担当の岡本さんと一緒に「揃ったーーーー!!」と言いながらバシャバシャ撮影。
その間、職人さん達はこんなことも。

「どこどこ?ここか!」など言いながら、Tシャツの柄と壁や床の模様を合わせていました。 なんだか楽しそう。
このTシャツ、鑑賞者にも説明したところ結構好評で、「面白――い!!」「カワイイーー!」などの声をいただきました。Tシャツ柄の説明をしている最中も、「あー、今ちょっと職人さん、前向いているんで見えないんですけどねぇ・・」って言ってると、クルリと回って鑑賞者に模様が見えるようにしてくれたり。その配慮、ステキです。
1階はダイニングだけじゃなく、テラスやバーカウンターもあります。

鑑賞者に「今まさに制作途中です」とテラスやバーカウンターを指しながら説明すると「あぁやって作るんだー」など興味津々。「むしろ制作途中が見られるのも、なかなかないからいいですね」と。本来なら全部見ることができなくて残念なのに、こんなお言葉をいただいてこちらもすごく救われました。
そんなこんなで受付をしながら制作風景を見つつ、職人さん達によって24時間体制で制作が行われた結果、8月1日(日)に完成!

もうカッコイイ!!の一言です!

↑↑9:00直前のようす
職人さん達による撮影大会が始まっています。みんな嬉しそう!!(逆光で見えるかな・・・)
オープン直後には待ってましたとばかりに鑑賞者が訪れ、11時オープンのレストランにも多くの方が食事に来られました。ちなみに予約1番は地元の方。ボルタンスキーの心臓音レコーディングも1番に行ったんだとか。
見た目は焼き杉板を使った和風外観、中は全く違う様相を持つトビアスのレストランにぜひお越し下さい★職人さんの遊び心が見える箇所がいくつかあります。
ぜひ探してみて下さい!!
**【トビアス作品に関するお知らせ】**
・作品近辺は駐車禁止です。お車でお越しの方は家浦港に駐車してください。
・トビアス作品と畑の間は私有地のため、進入禁止です。
また、畑への侵入、畑の縁石に座る、足かけなどもしないでください。