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小豆島でダダン・クリスタント作品設置のお手伝い!

8月7日と8日、小豆島でダダン・クリスタントさんの作品設置のお手伝いをしてきました。

この作品は、長さ約5メートルの竹笛を棚田のあぜ道や畑の中に立てることによって
自然の風で音が鳴るというものです。

この日までに、約100本の設置が終わっているのですが、設置する竹笛は全部でなんと600本!!
まだまだ先は長い・・・

まずは、高松港で朝のえいえいおーから。気合が入ります!さっそく船に乗り込み、小豆島へ。



小豆島に到着したら、まず地面に打つ杭の運搬からはじめます。このように車のトランクにぎっしり詰め込んでから、設置現場に出発。



杭を運んだ後は、資材置場から加工済みの竹笛を次々にトラックに積み込んでピストン輸送します。バランスよく、大量に積み込むのがポイント。



地元の方に、トラックの手配と運搬をお手伝いしていただきました。ありがとうございました!

ひとまず、こまめ食堂の下の棚田の入口あたりに竹を下ろして、そこからは人力で設置現場までエイサエイサと運びます。



ここでは、現地の香港の学生さんたちがたくさんお手伝いしてくれて棚田の間を、竹がすごいペースで運ばれていきます。

ここで、ちょうどお昼休み。こまめ食堂でしばしの休憩。



居心地が良すぎで、午後の作業を忘れてしまうほどです(笑

午後からも、ひたすら竹の運搬を行います。

この日だけで、200本近くの竹を資材置き場から運ぶことができました。午後のおやつタイムは、こまめ食堂特製 『醤油みるく金時』



もうこれが甘ウマで、疲れた体にしみ込みます。一気に体力回復!この日は、竹の運搬でちょうど一日が終わりました。

次の日は、朝から設置の作業です。まずは、竹を立てるための基礎づくりから。



竹笛を立ててみると意外と重くて、かなりきちんとした基礎を立てないと倒れてしまいます。みんなで、あーでもないこーでもないと試行錯誤しながら、基礎を作っていきます。

午前中は、一本の基礎に一本の竹をバンセンで固定していく方式で立てていきました。こんな感じ。



この日はいい風が吹いていて、立てている間にも笛がかなり鳴っていました。立てれば立てるほどコーラスが増えていって、立てるのが楽しいです。

途中、地元の方に設置場所の草刈をしていただきました。みるみるうちに草が刈られて、すっきり!



午後からは、ガードレールのような形で作った基礎に複数本の竹を固定していく方式で試してみました。



基礎にある長めの竹を棚田の下にある王さんの現場から、何本か運んできてそれを、組み合わせた基礎の間に挟みます。



ハンマープロフェッショナル!の、"こ"こえび隊員




もともとが畑なので、地面がゆるくて基礎をしっかりと立てるのがなかなか大変でした。この日も、香港の学生さんが何人かお手伝いに来てくれました!ありがとうございます。

おやつタイムは、またしても『醤油みるく金時』クセになります・・・

試行錯誤しながら立てたので思ったほど進みませんでしたが、土日はこんな感じで棚田に少し笛が増えました。



風が吹くと、いい感じで鳴っていたので成功!?感動の瞬間です。

肝心の音はというと、笛というよりは遠くでたくさんの人がコーラスの練習をしているような・・・。人の声のような不思議な音がします。ぜひ現地に足を運んで皆さんの耳で聞いてみてください。

週末参加したこえび隊のみなさん!炎天下の中、お疲れさまでした。



まだまだ先は長い・・・ぜひ、皆さんも参加して笛を立てに来てくださいね!!

写真/文:こえび隊 小野


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