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【せとうちばなし】7/4(金) せとうちばなしとこえびミーティングを開催しました!

夏会期まで1ヶ月を切り、新しいエリアの開幕もだんだんと近づいてきました。今年から「志度・津田エリア」「引田エリア」「宇多津エリア」の3つの会場が新たに加わりますね!
しかも瀬戸内海の島ではなく、陸地、沿岸部が会場です。みなさん不思議だと思いませんか?

今回は「なぜ沿岸部のエリアが瀬戸芸の会場となっているのか」という謎を解き明かしていきました。

題して「せとうちふしぎ発見 -島の向こうに見える もう一つの風景-」。どこかで聞いたことのある番組名…そうです、ミステリーハンターが登場しクイズが出て回答をしていく(スーパーひとしくんはありませんが)という、あの番組と同じような展開で進めました。


ミステリーハンターがまず行ったのは、「引田エリア」です。引田エリアで有名な産業といえば、手袋。ということで訪れたのは手袋工場です。
引田は、瀬戸内海を行き交う北前船が風を待って寄港した“風待ち・潮待ちの港で、物質の中継拠点、塩や砂糖、日本酒、醤油などの産業があり、それらを加工する「手でつくる」手工業の文化が発展しました。そして、大正期に大阪から手袋が伝わり、手袋産業が盛んになったそうです。

手袋は1点1点手作業で行われていて、高品質な手袋をなぜ作ることができるのか、その理由も聞くことができました。

これら手袋の歴史をつなぐ作品が夏会期に展示されます。地域の方々が着ていた古着を集め、それを手で裁断し、裁断したものを地域の方々の手で編んだ、3mもの大きさの手袋が登場しますよ。


次に訪れたのは、志度・津田エリア。まずは志度エリアからです。
「海女の玉取り伝説」が残る志度寺を紹介したあとは、平賀源内についてです。平賀源内は、江戸のマルチクリエイター。エレキテルを復元した“日本初の発明家”として知られています。そんな平賀源内から着想を得た新しい作品が志度エリアでは展開されます。

続いて、津田エリアです。津田の松原は、白砂清松の景勝地。
津田は海に面した漁師町で昭和30年代当時、北洋サケマス船団の拠点だったそうです。現在は、シラス漁が盛んで夏会期はシラスを使った料理を提供するお店もあるということです。作品はもちろん、旬の食材を味わえるのも芸術祭を巡る中での楽しみの一つですね。

夏会期に会場となる、引田エリア、志度・津田エリアとも、作品の開館は10時から21時まで。日中は島で過ごしたあとは、それぞれのエリアを訪れてみてはいかがでしょうか。宇野駅からも高松駅からも電車で行くことのできる、アクセスしやすいエリアです。

最後は宇多津エリアです。宇多津は秋会期の開催ですが、しっかり魅力を伝えました!

宇多津のテーマは、なんといっても「塩・塩・塩」!!!


宇多津は、かつて海岸線の多くが塩田に覆われるほど、製塩業が盛んでした。入浜式製塩の衰退とともに、塩田部は埋め立てられ、新宇多津都市として再開発されました。
塩は、自給のためのみならず、他地域へと運ばれる重要な流通品でした。また、高松や大阪を結ぶ中継地としても発展し、港町には米蔵も立ち並んでいました。その場所が、「古街」と呼ばれる場所。実際に歩いてみると、レトロな雰囲気でかつて港町として栄えた歴史的背景を感じることができます。

古街にある米蔵では、イスラエルのアーティストの作品が設置されます。

なぜ沿岸部が会場に?と疑問がありましたが、どのエリアも、海とともに生きてきた風景や文化、歴史が残っていることがわかりました。
島の外側から瀬戸内の風景を見つめなおすことで、また瀬戸内の魅力を味わうことができます。

ぜひ、アートを道標に新規エリアへ足を運んで、新しい瀬戸内の魅力を発見してみてください。


こちらは、事前のリハーサルの様子


そして、後半はこえびミーティングを行いました。

会場には、初めての参加の方もいたので、芸術祭会期中の受付の流れについて説明しました。
また、新規エリアで作品制作が進んでいる活動詳細や作品メンテナンスの募集のお知らせをしました。

夏会期・秋会期の作品受付の募集も始まっています。みなさん、早めのお申し込みをお待ちしております。

今年の夏も暑そうです(すでに暑いです)。こえび事務局は、こえびさんたちが入る受付環境の準備も進めています。
次回のこえびミーティングでも暑さ対策について改めてお知らせしようと思います。

次回のこえびミーティングは7月19日(土)です。詳細は以下のページでお知らせしています。
【こえびミーティング】7/19(土) 高松・宇野 夏会期開幕直前こえびミーティング開催


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