7/15 傾き者、まかり通りました!
ART SETOUCHI 夏 七変化「傾き者まかり通る」が7/15に開催されました!
中山の舞台で行われたこのイベントは中山歌舞伎保存会の方がた総出演という豪華ぶり!そこに輪を掛けて地元の太鼓チーム橄欖(かんらん)さんも出演で生太鼓が舞います。

このイベントは中山に残る宝物である歌舞伎舞台、衣裳、小道具、それから連綿と受け継がれる中山の農村歌舞伎の芸をファッションショーを通して広くみなさんに観て頂くという企画です。その企画にあわせ演出家の明神慈さんが歌舞伎の演目をベースに宝物をより輝かせる脚本を書き演出をつけてくれました。プラス、木並和彦さんというプロの作曲家にも入っていただき、現場でその場その場にあわせて曲を作っていただきました。
より良い作品をお客様に観て頂く為に、ギリギリまで各パートで最終調整!
もちろんこえび隊も衣裳着付け、メイク、受付、会場案内、誘導、くるくる隊(まわり舞台班)、黒子!!と大活躍です。
お天気にも恵まれ、いざ、開幕!
幕が開くと籠が登場。さて中には?
町長登場です
中山の子供達も白波五人男で登場し、瀬戸内国際芸術祭2013の宣伝「渡り台詞」で会場を沸かせます。
他にもあの手この手で攻めの演出。
観客参加型演出で観客のみなさんにも団扇で音を出してもらったり、観客のいる桟敷席を役者が走り回ったりする中でスタッフも含め会場全体に一体感が生まれ、今日のこの時にこの場所にここにいる人たち(観客も含め)誰一人が欠けてもこの世界は生まれなかった。という空間が立ち上がりました。これぞ生の醍醐味。
最後は観客も全員立上がり、紙テープの雨でフィナーレとなりました。
まだまだ、これは夏の始まり。
これにて暑い夏の幕開けです。