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【大 島】8/4(金)-6(日) 学ぶ!楽しむ!大島サマースクール

2015年から始まった高松市主催の「大島子どもサマーキャンプ」は、県内外の小学生から中学生までが参加し、ハンセン病の歴史を学びながら、大島の自然やアートを楽しむプログラムです。
名前が「大島サマースクール」に変わっていますが、今年も20名の小・中学生が参加しました。

そして、私たちこえび隊も2019年以来のご飯づくり、宿泊です。


中学3年生の子たちは以前から参加している子たちばかりで、2015年に始まったときに小学1年生だった子は毎年参加してくれていて、今年は最後の参加。小学生の頃から中学生の2泊3日の参加を楽しみにしてくれていましたが、2019年を最後にコロナになってしまい、今年が最初で最後の2泊3日となってしまいました。



1日目は小学5-6年生と中学生が参加しました。大島のアート作品をみんなで鑑賞したり、納骨堂へ行ってお参りをしたり、社会交流会館の見学でより詳しくハンセン病について学び、入所者の野村さんと一緒に昭和33年頃のジオラマを見学しました。野村さんの畑でトマトも摘ませていただき、トマトは翌日の昼食のスープになりました。


2日目以降は、元気いっぱい小学1年から4年生が参加し、全員が揃いました。最初は、中学生たちによる大島案内。1日目に学んだことを小学低学年の子達にもわかるような言葉で伝えながらガイドツアーを実施しました。前夜に、3つのチームに分かれ、チームごとにどんな話をどういう順番でしたら伝わるのか、考えてもらいました。納骨堂へ行って作品を鑑賞するチームあれば、作品を最初に見て納骨堂へ行くチームもありました。


その他にも作品を鑑賞しましたが、YouTubeなどの映像が身近にあるからなのか、山川さんの作品「海峡の歌」にみんな釘付けになっていました。映像作品を見たあとは、山川さんが大島までを泳いだという出発点の庵治がどこにあるのかみんなで確認しました。


そして、午後は北の山にある鴻池さんの作品「リングワンデルング」を今回の自然の先生横山昌太郎さんと歩きました。大島の森にはどんな木があり、どんな土なのかを観察。みんなで観察していくと、中学生、高学年、低学年とそれぞれ見えている視点が違っていて、何度も歩いているのに新しい発見もあり、大人のみんなも楽しかったのではないでしょうか。

最終日は、詩人の新井高子先生によるワークショップ。初日と2日目は約1時間のプログラムだったので、最終日は半日かけてじっくりとワークショップをしました。最後に詩をつくり発表をしたのですが、そこへもっていくためのプロセスもおもしろく、子どもたちの豊かな想像力に圧倒されっぱなしでした。

詩の発表は、最後の参加となった中学3年生の子たちが、感極まり号泣する場面があり、それにつられて私たちもうるうるしてしまうという感動の発表会となりました。


そして、今回は保護者の方が最終日に参加するプログラムも実施しました。大島を案内したり、子どもたちが3日間どんなプログラムに参加したのかを伝えました。午後はワークショップや発表会の様子も見学していただきました。中学生の保護者の方は、中学生になるとこのような場を見学することも少ないので貴重だったというご意見をいただいたり、今の中学生たちは宿泊という経験ができていないので参加できてよかったという言葉もいたただきました。


私たちスタッフ側も久しぶりの宿泊と食事づくりで緊張もありましたが、頼もしいこえびさんたちのサポートにより無事3日間を終えることができました。アートや自然から大島のハンセン病の歴史を学び、この3日間が子どもたちにとって心に残る思い出となり、また大島に来てくれると嬉しいです。


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