【女木島】8/5(土)-6(日) 住吉神社大祭に参加しました!
女木島住吉神社の大祭は、2年に一度行われている伝統的なお祭りです。
コロナ禍により、4年ぶりの開催となった今年。
「お手伝いお願い!」と声掛けいただき、祭り大好きなこえびさんが元気に参加しました!
8/5(土)の夜、まずは宵宮。20時前に住吉神社に行くと、すでにたくさんの人。
普段見る神社の雰囲気とは違い、御神燈や各組の提灯できれいに照らされていたり、役の人が着物を着て準備をされていました。

神事の後獅子舞があり、今年の若中(わかなか)の頭取の方からご挨拶。今回の大祭りを開催するにあたり、島内外のたくさんの方のご尽力があったとおっしゃっていました。

その後、若中のみなさんといっしょに子どもが入った屋台が境内に入り、お囃子を奉納されました。
翌朝、6時の高松港。
水まきや炊事、傘持ち、太鼓を担ぐこえびさんが集合し、このお祭りに関わる漢たちが乗ったチャーター船で元気に出発!
私も少し遅れて定期船で女木島まで向かいました。

住吉神社に着くと、すでに本祭りが始まっていました!
大きな声とともに、太鼓台は右に左に転がり、それでも太鼓のりの勇敢な中学生は、太鼓を鳴らし続けていました。


普段は5分程で行ける距離を、ゆっくりと時間をかけて集落を練り歩き、お御堂を通って漁協前で一度休息。


太鼓台の後ろには神輿と天狗さんもいっしょに歩いています。
「悪いとこないか~」と、お鼻でつんつん。頭を良くしてもらいました!

その後は女木港付近まで練り歩き、海水浴場で太鼓台を転がします。

その間、太鼓が通る前や、暴れている最中も、水は切らすことなく、ずっと撒かれていました。
(水まきは、太鼓台の奉納に同行して、道路を清めたり太鼓の担ぎ手の身体を冷やすために、水をかけていく大事な仕事です。)
水の確保が本当に大変そうでした。

八幡神社では、お神輿を置いている前で獅子舞の演舞。

そして、このお祭りのメインイベント!!海に向かいます!
海に入った太鼓台は、そのまま太鼓を鳴らしながら進みます。
見物に来ていた島の方から「4年ぶりなんやけん、もっとやれ~!」の声!
海を上がりかけては戻るを繰り返し、海水を含んで重たくなった太鼓台を必死に担ぎあげていました。


海から上がると、小学校の前を通って住吉神社に戻り、最後の大仕事です。
境内では、この日一番長い間、太鼓台を転がし続けました。

古くから大切に守り続けて来られた女木島の住吉神社の大祭り。
この先もずっと続いて行ってもらいたいと心から思いました。