【宇 野】秋も元気に活動中!
春、夏、秋と3つの季節に分けれて開催された瀬戸内国際芸術祭。
宇野港の開館時間は朝の10時から夜の19時まで。
夏会期は夕方と言っていた時間も、秋になるともうどっぷり夜です。
作品も、昼間とはまた違う表情を見せてくれます。
寒暖差にも悩まされるのもこの季節。
日の当たらない受付は予想以上の寒さになることもあります。
こえびさんたちも持ってきた上着だけでは足りない!と、
ひざ掛けやカイロで寒さをしのぎながら、閉館時間までがんばっています。
会期中の多くの日をギリギリの人数で運営してきた宇野会場では、
一人で1作品を担当することが多いのですが、
こえびさんたちは、受付の合間に活動日報をめくって、仲間の存在を確認しています。
長く活動をつづけているこえびさんたちは、数日前の日報を見て、
「6年前に出会ったこの人も、今でも来てくれてるんですね!」
「もしかしてこの苗字はあの○○さんですか!?懐かしいなぁ。」
と話題になったりもしているので、みなさん日報は丁寧に記入しておいてくださいね!!
夏会期はお休みしていた、地元老人会のみなさんも、秋にまた活動を再開してくれました!
「日本語ガワカリマセン…」という外国人のお客さまにも身振り手振りを交えて話しかけます。
気持ちが通じ合うと「そうそう!!これだからおもしろいんじゃぁ!」と喜んでくれていました。
これから島を巡るお客さまにとっても、嬉しい旅の始まりになったかな、と思います。
閉幕までもうひと息!
平日はまだまだこえびさん募集中の宇野港ですが、
ここまで毎日、なんとか作品開館を続けられていることが、まるで奇跡のようです。
人と人とのつながりの有難さをを感じずにはいられません。
企業ボランティアのみなさんや、福武財団さんをはじめとする芸術祭関係者のみなさん。
「今日もがんばって!」と声をかけてくれたり、お客さまに道案内をする地元の方などなど。
さまざまな人に支えられ、芸術祭ができていることをしみじみと実感する秋会期です。
昨日は、作品の前で写真を撮り合っているお客さんを見つけたタクシーの運転手さんが、
車を降りて「二人で撮ってあげますよ」と声をかけているのを見かけました。
お客さんもとてもうれしそうでした。
今日も誰かが、どこかで、おもてなしをの輪をひろげてくれているんだなと思うと、元気100倍!
まだまだ力が湧いてきますね。
ということで、
こえび隊も最後まで、力を合わせて芸術祭をつなげましょう!エイエイオー!