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【小豆島】11/20(土) 学校連携事業・小豆島中央高校の生徒さんによる日英ガイドツアー

紅葉シーズンピークの小豆島。行楽日和120%のお天気の中、小豆島中央高校の生徒さんたちがガイドをするツアーに参加してきました。


瀬戸内国際芸術祭実行委員会が香川県内の学校と連携して行っている学校連携事業*の一環で、こえび隊が小豆島中央高校とご一緒するのは今年で3回目となります。

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*学校連携事業(主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会)
香川県教育委員会や香川県内の高等学校と連携し、会場となっている島々の独自性 や国外からの来場者が多い瀬戸内国際芸術祭ならではの特性などを生かして様々な 課外活動等を行い、未来の瀬戸内を担う子どもたちを育成する活動を多方面から展開している。
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今年は4回のプログラムで、計7名の生徒さんが参加してくれました。
プログラムの目的は、瀬戸内国際芸術祭の作品鑑賞や現地の方との交流を通して、自分たちが暮らす地域の魅力を再発見し、見聞きしたことを咀嚼して伝えることへのチャレンジでした!また、英語でのガイドにも挑戦しました。



➀オリエンテーションでは、瀬戸内国際芸術祭実行委員会より「瀬戸内国際芸術祭」の趣旨や取り組みについて学びました。

②こえび隊によるガイドツアーでは、こえび隊による作品案内のみならず、中山地区では普段見られない農村歌舞伎舞台の楽屋裏を見学したり、三都半島ではお祭りの様子をビデオで見せてもらったり、自治会長さんにお話を伺うことができました。生徒さんたちから案内したいと希望があったオリーブ公園にも行きました。


自治会長さん「池田の神輿は海から来るんよ。」

③ワークショップでは、島のスポットや作品への理解を深めるゲームや自己紹介の練習を行った後、グループに分かれて、作品の説明を書き込めるスクリプトを活用し、こえび隊がフォローをしつつ、ガイドでお話する内容やどのように伝えたら良いかなどを生徒さん自身で考えてもらいました。ガイド内容が決まった班からガイドと観光客に扮したロールプレイングも実践しました。


いよいよ生徒さんたちによる④本番のガイドです。
土庄港でお客様をお迎えしてツアースタート!


在日のイギリスやフランスの方や、小豆島の観光や国際交流に関連のある方たちがお客さんとして参加してくれました。初めて会う人たちを実際のツアーに近い形でご案内するので、生徒さんも少し緊張気味です。

まずは瀬戸内国際芸術祭作品の紹介!地元の子ならではのエピソードを交えて、黄金に煌く「太陽の贈り物」を日本語と英語で交互にご案内してくれました。


「何の形に見えますか?」とお客さんと対話しながらご案内。


バスの中では、小豆島のことを楽しく学べるクイズタイム。
英語で島のおすすめスポットなども紹介してくれました。


そしてバスは小豆島町と土庄町の境がある中山地区へ。今回特別に、農村歌舞伎舞台とそのバックステージに入れていただきました。


最後にオリーブ公園へ。なぜ小豆島はオリーブが有名なのか、といったことから地元の人が知っているプチ情報まで、分かりやすく紹介していました。


その後、バスの中で瀬戸内国際芸術祭を英語で紹介して生徒さんによるガイドツアーが終了しました。皆さん、リハーサルよりずっと素晴らしいご案内でした!

ツアー終了後、お客さんと一緒に学校へ。


参加したお客さんから一人一人フィードバックをもらいました。「生徒さんたちの英語のレベルの高さに驚いた!」、「生徒さん自身のお話をもっと入れていくと良い。」といったコメントもありました。


そして生徒さんたちからも感想。「人前で話すのが苦手だったけど、やって良かった。」「去年より自分なりにうまく話せたと思う。」という感想がありました。生徒さんそれぞれ何かを掴んでくれたようです。


来年は瀬戸内国際芸術祭がいよいよ開催されます!地元の高校生ならではの小豆島のガイドが楽しみです。



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