【豊島】4/15(月)お大師さんのお手伝いに行きました!
旧暦の3月21日は弘法大師空海が高野山に入定した日。
島々ではその日に合わせて、島四国・お大師さんと呼ばれる行事があります。
備讃瀬戸では豊島・本島・粟島・伊吹島など、しまなみ海道だと因島や岩城島など、調べたら島根県の隠岐の島でもお大師さんがあるそう!
その日は島外からたくさんのお遍路さんがやってきます。
島のあちらこちらにあるお堂や祠を廻り、各地区のお母さんたちはそこでお接待をします。
お赤飯をだすところ、お菓子を出すところなど、それぞれの場所で特色があります。
花時雨の中、こえび隊は家浦岡地区の山川大師堂と甲生集落の薬師堂でのお接待のお手伝いに行ってきました。
この日は高松、岡山、大坂、東京から来たこえび隊が参加。
朝一でもこの元気の良さです。

今回は、家浦岡の井の奥條にある山川大師堂での活動をご紹介します。
ちょうど桜が散り始め、緑とピンクとウグイスの声に囲まれた素敵な場所です。
昔からここの井戸水は美味しく、地域の人から大切にされているとのこと。

到着すると、すでに地域のお母さんたちが集まって準備をしていました。
準備をしていると、その他の地域のおじいさんやおばあさんもやってきて、話が盛り上がっていました。

ここのお母さんたちは、毎年お大師さんに「ぼたもち」を作っているそう。
昔から熱心にお大師さんでお接待を続けてきたお母さんたちのお話を聞きながら、私達も「ぼたもち」を作ります。
この「ぼたもち」目当てでくるかたもいるとか!?

バスで来る人もいます。
大勢でやってきて、一度に賑やかに。
持鈴の音とともに御真言や御詠歌を唱えます。

島の子どもたちもやってきたり、次々に島の人がやってきます。
いろいろな人に会えるのがとても楽しいです。
来年もお手伝いしますねー。とお別れしました。
島のお母さんたち、お世話になりました。