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【宇野港】3/9(日)-「宇野のチヌ・宇野コチヌ」3年に一度のお色直し!

宇野港エリアでは、3月9日(日)から25日(火)まで、淀川テクニックさんの「宇野のチヌ・宇野コチヌ」のお色直しのお手伝いをしています。


ここがコチヌの作業現場!

今回のお色直しは、強風対策のためチヌ、コチヌそれぞれ周囲に足場を組んで、幕で覆っての作業です。
狭い作業スペースです、足場に頭をぶつけたりしないよう、作業はみんなヘルメットをかぶって行います。


新調したばかりのKOEBIヘルメットが大活躍

地元の方はお散歩ついでに、旅行者はフェリーの待ち時間に、いつもたくさんの方が作品を見に来てくれるので、
お色直し中もみてもらえるよう、幕には窓をつけました。


水族館みたい!

ですが、最初の作業は、別の作業場でゴミを洗う作業からでした。
チヌ・コチヌの体のパーツは、作家の淀川テクニック柴田英昭さんが瀬戸内の島々などの海岸を巡って拾い集めたり、
地元の方に持ち寄ってもらったりした不用品でできています。

拾い集めたごみには砂など汚れがついているので、まずはそれを洗い落とさなくてはいけません。
作業序盤はお天気にも恵まれ、温かい日が続いていたので、
大変な作業ですが、みんなで和気あいあいと作業できました。


水仕事も楽しめました。

洗ったゴミは宇野港の岸壁に広げて乾かしてから、後で使いやすいように色や形状などに分別していきます。


それが終わると、今度は、チヌ・コチヌの本体についている汚れ(劣化した前回のコーティング)をごしごしとこすり落とす作業です。


作家さんと一緒に小さいこえびさんも頑張ってくれました。

コチヌの尾ひれは、カラフルな傘でできています。
今回は玉野市内の保育園、幼稚園、認定こども園からいただいた傘が大活躍!


カラフルな傘にこえび隊もウキウキ!

海外からもお色直しに参加してくれたこえびさんがいます。
オーストラリアから参加のWendyさんは、コチヌの尾ひれをつけなおす作業を2日間もしてくれました!
中国からきてくれたこえびさんもいるんですよ。


オーストラリアからきた”Umbrella Woman”

今回は本体の骨組み部分のさび落としや、さび止めの塗装作業も行いました。
狭いチヌの体内にも入って、しっかり作業します。


お口のケアも忘れずに。


骨までしっかりメンテナンス。

作業を始めると、みんな夢中になるのがチヌ・コチヌのお色直しです。
何度も参加してくれて、ほぼすべての工程を体験し、柴田さんに大きな作業をどんどん任されるこえびさんも出てきました。


次回のお色直しもよろしくね!

毎日日替わりで集まるメンバーで行うお色直し。
回を重ねるごとに、チヌ・コチヌのファンが増えていくようです。
県外からはるばるやって来たこえびさんたちも、
「完成したら見に来るね」「会期中もまた宇野港に活動しにくるよ」と帰っていくのがうれしいです。
たくさんの出会いにあふれた、こえび隊にとっての芸術祭はもう始まっています!



完成した姿は、ぜひ宇野港に来てご覧ください!


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