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【高見島】6/22(土) 村田のぞみさんの作品制作のお手伝いに参加しました!

高見島で村田のぞみさんの作品制作のお手伝いをしてきました!
香川県多度津町の多度津港から、フェリーに乗って約30分で、おにぎり型に見える高見島に到着します。
フェリーを降りると、作家の村田のぞみさんが迎えにきてくれていました。

高見島は、細く急な坂道をしばらく登ると、たくさんの家がある集落があります。
今はほとんど空家のようですが、そのうちの一軒が、村田のぞみさんの作品展示場所でした。
今年のまだ寒いうちから、柱の補強や、屋根瓦の補修を行なってきたそうです。


村田のぞみさんの作品は、細い針金をよりあわせて、形を作っていくそうです。
わたしたちこえび隊は、細い針金をよりあわせていく作業のお手伝いをしました。
2本の針金をよりあわせて、さらにまた針金をよりあわせていくことで、立体的な形にしていきます。

なるべくきれいに見える立体を作りたくて試行錯誤しましたが、これがけっこう難しくて、みんな集中して作業をしていました。


お昼休みには、高見島を盛り上げる活動をされている、さざえ隊のみなさんにごはんをご馳走になりました。
高見島名物の茶粥もいただきました。とても美味しかったです。



午後からも、もくもくと針金をよりあわせる作業をしました。


ときどき、手元の針金から目をあげると、瀬戸内海が一望できます。瀬戸大橋や、行き交う船を眺めながら作業をしました。


夕方になって、この日の作業も終了です。ダンボール箱2つ分の立体的な針金ができました。
でも、立体的な針金は、部屋をいっぱいにするほど必要だそうです。
村田のぞみさん以外にも、秋会期に向けて作品制作をしている作家さんがいらっしゃるので、こえび隊がお手伝いできる機会はまだまだありそうです。


フェリーに乗って高見島を離れると、村田のぞみさんや高見島に泊まる他の方々が、見送りで手を振ってくれました。
こちらも、手を振り返しました。
手を振りながら、こえび隊になってすぐのころ、船で島を離れるとき、お互いに見えなくなるまで見送ると、またその人と会えると、豊島の方に教えてもらったことを思い出しました。

人のあたたかさと、細い路地につづく古い家並み、瀬戸内海の絶景が魅力の高見島に、みなさんも行ってみませんか?


(文・写真:こえび隊 白神 基広)


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