【女木島】5/12(土) 女木島名画座上映会
依田洋一郎さんの作品[046]ISLAND THEATRE MEGI「女木島名画座」にて
女木島名画座上映会が開催されました。
この企画は、北川フラムさんの選んだいい映画を観て、解説を聞いて、「映画っていいね」としみじみして、普段見ることのできない大竹伸朗さんの「女根」のナイトプログラムを鑑賞して、レアンドロ=エルリッヒ作品内にあるカフェイアラで美味しいディナーをいただきながら「映画っていいね」とつぶやき、チャーター船で高松の夜景をみながら帰路に就く…という、なんとも贅沢な企画です。
毎回人気で、この春の回も早々に満員御礼と相成りました。
ワクワク!とやってくるお客様のために、お食事班と映画上演班に分かれて準備開始します。
やはり瀬戸内の春といえばコレ。お食事班に立派な鰆が届きました!

今回の料理人は瀬戸内『食』のフラム塾」修了生、小豆島で『暦』というお店をオープンしている岸本等さん。

黙々、着々と仕込みが進みます。
上映チームも、会場の清掃や映像準備に余念がありません。
そうこうしているうちにお客様が女木島上陸!
女木島港から、こえびガイドの案内で、海を眺めつつ名画座に向かいます。


名画座に着いたら、上映会の始まりです。

映画は1960年代の瀬戸内の暮らしを色濃く映し出した作品で、淡々と水を運ぶ夫婦の姿が胸に迫ります。
<上映作品>
『裸の島』(モノクロ、シネマスコープ、95分)(1960年公開) 監督・脚本・美術:新藤兼人 製作:松浦榮策、新藤兼人 音楽:林光 撮影:黒田清巳 出演:乙羽信子、殿山泰司ほか 配給:近代映画協会 ロケ地:宿禰島(すくねじま)
実は女木島の方も鑑賞にいらしていたのですが、「最初から最後まで涙が止まらなかった。。よかったわぁ。。大変な時代があったんやで。。。」との感想をいただきました。
そしてなんともしみじみしたあとは「女根」ナイトプログラム鑑賞です。
女根Tシャツを着た福武財団のスタッフの方から詳しい解説があり、それぞれみなさん写真撮影や作品鑑賞を楽しまれていました。


そのころカフェイアラでは、最後の盛り付け真っ最中!
ベストな美味しいタイミングでお客様に料理を出そうと、ギリギリまで調整します。
そして料理人と案内人から解説があり、ディナーの幕開けです。


スタッフは蝶のように舞い、蜂のように?運びます。
載せきれませんがおいしいがいっぱい!おなかもいっぱい!

そして夜景を見ながら高松に帰るのでした。
上映会は春・夏・秋と開催します。春の回に参加できなかった方も、夏・秋を狙ってみてはいかがでしょう?
