【大 島】ジオラマ制作プロジェクト⑦
先日、社会交流会館の中間報告会が島内向けに開催されました。
合わせてジオラマの中間報告も行ないました。
中間報告前にジオラマの制作をしてきたのでまずはその様子から。

今回の制作は、ジオラマが趣味という高松代表、宇野代表のお二人、よく大島に通っているお二人に参加していただき、制作してきました。ジオラマ部結成。
まずは、部長より本日の作業内容について。ジオラマの制作過程のドキュメントを壁に貼り出し、松の植樹をしていきます。


こつこつといろいろな方々の手によって制作してきた松は、延べ600人が参加し、800本完成しました。
松づくりには、高松養護学校、高松高校の生徒、高松市役所のみなさん、瀬戸内国際芸術祭実行委員会のみなさん、島フェスタや国吉祭で参加してくれた高松や岡山のみなさん、そしてこえび隊のみなさんなどたくさん参加してくれました。
今回の制作では、主に北側の山と平地を中心にどんどん松を植えていきます。
そうすると、実は南側の松の木が足りない状態に・・。
またコツコツと松づくりを再開するのでみなさんぜひご参加ください。
写真を見て気づいた方も居るかもしれませんが、展示室の一番奥に設置していたジオラマは、90度回転させました!回転は自治会の希望です。

現在は、展示室のど真ん中にどーんとジオラマがあります。
迫力がさらに増したように思いませんか?
他の療養所と比べてもこんなに大きなジオラマは無いそうです。
また、松づくりを中心にいろんな方に関わってもらいながら作るジオラマもなかなか無いかもしれませんね。

そして、迎えた社会交流会館中間報告会。
どの建物がなんという名前の建物なのか分るように建物名の札を設置し、準備万端。


実際にみなさんにジオラマを見ていただきました。
今回の中間報告会は、入所者さんの参加は少なかったのですが、職員のみなさんも仕事の合間に見に来てくださいました。
見学に来られた入所者さんの中には盲人の方も。「今東側の海から夫婦寮が見えますよー」と一緒に歩きながら解説。昔の建物のことは鮮明に覚えているのでジオラマの通りにお話してくれました。
松もまだまだ制作していきますので、またご参加ください!
つづく。