【粟島・多度津・本島など】8/19(土)切腹ピストルズ再び現る!
昨年の瀬戸内国際芸術祭2016では、海賊船に見立てた船に乗って島々を渡り、練り歩き、時に踊り、島の人たちを沸かしに沸かした彼らが9ヶ月ぶりに帰ってきました!
その名は、切腹ピストルズ!
普段から野良着を着、呼ばれれば太鼓に鉦、三味線、篠笛時々法螺貝の演奏を始める粋な男達。
昨年、各地で大好評をいただき、今回も海賊船に乗りつけて縦横無尽に西の島々を渡ってきましたよ。
まずは、粟島から。
この日は、粟島芸術家村滞在作家による成果発表の日。そのオープニングとして、彼らは港から日々の笑学校(旧:粟島中学校)まで練り歩き、演奏しました。
下船前からすでに島の人たちが!
演奏が始まると待ってましたとばかりに、わらわらと人が集まり、そのまま練り歩きスタート。
帰りの港までの道中では、100歳のかわいらしいおばあちゃま(言われなければ20歳は若く見えます!)からの声掛けにみんなほっこり。
お次は初の多度津港。
ここでは県道に面した所で演奏。通行車両からは「なんだなんだ」という顔。車道反対側には音を聞きつけた人たち、駐車場に入れて見に来た人たちまでどんどんとギャラリーが。
続いて来ました、本島。
ここでも島の人たちからの熱い歓迎を受けて、港から練り歩きスタートの木烏神社でフィニッシュ。
木烏神社と切腹ピストルズ、似合わない訳がない。
と、ここで休憩していると、なんと島の方からスイカの差し入れが!!
猛暑の中での冷たくあま~いスイカは格別でした。ありがとうございました!
そして、こちらも初の瀬居島、昨年の春会期に多くの来場者が訪れた沙弥島。
なんと、ここではまるで切腹ピストルズと揃いかのような衣装でバッチリキメた坂出市長が旗を握り先導。
最後は高松港。
島を堪能した人たちが続々と船から下りてくるのを演奏で迎えます。
この日、最初からずっと船をチャーターして追っかけてくれた人たち、演奏に合わせて踊るキッズとパパ&ママ、港に着くと待ちわびていたという顔の島の人たち。
確実に切腹ピストルズに心奪われた人たちが増殖中。
さてさて、次はどこへやら。
神出鬼没に現れ、縦横無尽に海を渡る切腹ピストルズに乞うご期待あれ。
(文:大林めぐみ、写真:石川裕介)