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2018/07/20
【こえびガイド】7/15(日)伊吹島の港まつりツアー


抜けるような青空のもと、伊吹島の伝統行事の一つである「港まつり(明神祭)」を船上から見学するツアーを香川県観光協会さんや島民ガイドの三好兼光さんと協力して催行しました。
港まつりは、伊吹島の明神社に祀られている「恵比寿さま」を船に積んで、伊吹島をはじめ、「股島」「円上島(まるがみじま)」の3島を周遊する勇壮な海のお祭りです。




漁師さんたちを中心に今なお残る、漁の神様「恵比寿さま(よべっさん)」への信仰が感じられるお祭りでもあります。


大漁を予祝する木偶箱まわし


まずは、伊吹島にて神事が行われます。神事が終わると、明神社の跡継ぎである次期神主さんが「よべっさん」を運び、船に積みます。



よべっさんを積んだ船(御座船)の出航とともに、多くの漁船がお付き船として追随するのですが、その光景が勇壮で鳥肌が立ちました!!ちなみに御座船は、15軒の網元が交代制で当番をもつそうです。



今年の当番は「優勝丸」さん


3島7浦に祀られている7恵比寿さまの各祠の前に着くと、御座船を先頭にして旋(3周)~!伊吹島と同様、股島・円上島でも神事が行われます。



7浦7恵比寿を全てめぐり、伊吹島へ。港では島民が手を振ったり、タオルを振って、船に積んだ「よべっさん」をお迎えする光景が見られます。今年は漁が順調だそうで、みなさんとっても素敵な笑顔でした(笑)!!



勇壮な光景を船上から間近で見て、伊吹いりこづくしの昼食を食べられるツアー。参加者の方々もみなさん笑顔で伊吹島を後にしました。


いただいた、おやつもイリコ(笑)。美味!


今が最盛期のイリコ漁で賑わう伊吹島、ぜひ一度訪れてみてください。集落散策もオススメですよ~♪



Posted by koebi4 at 12:12  パーマリンク

2018/06/20
【こえびガイド】6/10(日)伊吹島の神楽祭鑑賞ツアー

江戸時代より続く伝統行事「伊吹島の神楽祭(夏越神事)ツアー」を香川県観光協会さんや地元ガイドの三好兼光さんと協力して催行しました。



このツアーでは、島の歴史をよく知る伊吹島研究会の地元ガイドさんの解説をききながら島を巡り、伝統行事である神楽祭や、島の歴史や人々の暮らしぶり等を見学することができます。



観音寺港からフェリーに乗船して約25分。伊吹島の表玄関口「真浦港」へ近づくにつれ、伊吹いりこの加工場(イリバ)が海岸沿いに見えてきます。


地元の方々がお見送りしてくれました@観音寺港



イリバの前にて、地元ガイドさんから「伊吹いりこ」の特徴や、いりこ漁が解禁された際の様子、漁獲から加工までの一貫した体制など「伊吹いりこ」が完成するまでを学びました。



イリバの見学後は、創業100年をこえる春日旅館さんへ。伊吹いりこの釜揚げや旬のサヨリ、新鮮な刺身など内容盛りだくさんの昼食をいただきました~♪



昼食後は、昼神楽の会場である伊吹島八幡神社へ向かいます。



今回特別に島の神事にも参加させてもらえました。
夏越の祓として、自分の穢れ(けがれ)を移して、神社に納めたり、川に流して、自分の代わりに祓い清めてもらう「人型(ひとがた)」をおさめます。今年前半分の邪気をはらい、この後の半年の健康と厄除けを祈願します。



茅(ち、かや)で作った大きな輪をくぐって穢れを落とす茅の輪くぐりも体験!



そしていよいよお神楽の鑑賞です。伊吹島のお神楽の特徴といえば、近世以降、香川県の四国本土から、神職が島に渡って演じていることです。民間で伝承されることが多い神楽ですが、伊吹島では島民が神楽を演じることはないそうです。



途中、雨が降りだし、雨足は強まる一方でしたが、貴重な機会に参加者の方も食い入るように鑑賞されていました。



実は神楽祭は、島の人たちが有志でお金を集めて毎年開催しているそうです。伊吹島で舞うために受け継がれてきた演目もあり、島民の方々にとって大切な行事で、毎年の楽しみでもあります。島の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。



今回は昼神楽のみ参加だったのですが、夜神楽やトリ(夜神楽)終了時の松明投げの行事、戻し神楽など伊吹島の神楽ならではの特色を楽しめる、夜神楽も一押しです。

固有の伝統文化が残る、伊吹島。6月13日より解禁のイリコ漁の様子も気になりますね!引き続き、島の魅力をお伝えしていきたいと思います!


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2018/05/10
【伊吹島】5/6(日)島四国めぐり


旧暦3月21日に行われる「島四国」、今年は5月6日に開催され、朝一便は200人の積み残しが出るほど、たくさんの人が島へ来られていました。



伊吹島全土に祀られた四国霊場88ヶ所を見立てた石仏を巡礼する、伊吹島の「おしこくさん」。



出発場所となる「泉蔵院」へは、
坂道の多い伊吹島ならではの巡礼道を歩きます。



道中、伊吹島の歴史やユニークな建造物を島民の方が教えてくれました。瓦に「〒」マークがある建物といえば、郵便局ですよね。どこにあるかは島へ訪れた際に是非探してみてください♪



泉蔵院では、地元の中学生が伊吹島の案内をしてくれるなど、おしこくさんを機会に伊吹島のことを知ることができます。



少し高台にある泉蔵院で景色を堪能して、88ヶ所めぐりスタートです!手作りの道案内の紙や、接待所の島民の方に道を聞きながら、石仏をめぐっていきます。




魚影の濃い燧灘に浮かび、年中釣りを楽しめるほど、豊かな漁場の伊吹島。うどん県(香川県)の美味しい出汁の秘訣である「イリコ」でも有名です。おしこくさんの道中では、加工場が群をなす圧巻の景観も見られます。廃業された加工場もありますが、6月下旬のイリコ漁に向けて準備を進めている様子も見られました。





島民の人でお接待を募って、接待所でおもてなしもしてくれます。大師堂、88番札所を参拝して、伊吹島の「おしこくさん」結願することができました。島四国の納札所である西の堂も訪れて、お礼をいって島を後にしました。




古くから続く伝統行事や生活文化が残る伊吹島。6月はお神楽、7月は港まつりといった行事があるので、そうした機会に伊吹島を訪れるのもおすすめです♪



Posted by koebi4 at 13:57  パーマリンク

2018/03/31
【伊吹島】3/3(土) 伊吹がもっと好きになる!

先日の伊吹島のお母さんたちとの賑やかな弁当メニュー検討会から1週間。
<弁当メニュー検討会→http://www.koebi.jp/blog/ibuki/entry-2083.html

いよいよ「伊吹がもっと好きになる〜体験交流と手作り弁当〜」の本番、、に先立って実は前の日の午後にもお母さんたちに集まってもらい、仕込みをしました。


始める前に岸本さんによる段取り説明に聞き入るお母さんたち

干しゲタ(舌平目)

お母さんたちの手がすばやすぎる!

おかげさまで募集開始当日に満員となる人気ぶり。
そして数日前まで爆弾低気圧で強風、翌日以降からは雨予報、そのちょうど真ん中の穏やかな日に開催と相成りました。

9時30分観音寺港に続々と集まった40名ほどの参加者は、チャーター船に乗り込み、一路伊吹島へ。
島のガイド三好兼光さんと一緒に伊吹島の周りを1周クルーズしました。
いつもはみれない「石門」や北浦港の洞窟も見に行き、一気に盛り上がります!


伊吹島の玄関口、真浦港に戻り、上陸。
そこからは瀬戸内海民俗資料館の田井館長が学区術的、広域調査を踏まえたお話を、三好さんが島案内と口伝的なお話とともに島を巡って行きます。
恵比寿さん、天水井戸、八幡さん、百手祭り、娘遍路、、伊吹ならではの話がお二人から次々と解説があり、その伊吹に住んできた人々の知恵とその歴史の深さに、みなさん興味津々でした。




伊吹島の中腹にある公民館に到着すると、さあ、お昼です。
前日から島のお母さんが準備してくれた美味しいお弁当をみんな一緒に食べます。
今回も小豆島の「創作郷土料理 曆 こよみ」https://www.facebook.com/shodoshima.koyomi/の岸本ご夫妻のお弁当アレンジ。珍しいゲタの天ぷらやネブトとアジのきんぴらにはあちこちのテーブルから「美味しい!」と声が上がっていました。



【お品書き】
干物と白いもの天ぷら
ふき大根
ネブトとアジのきんぴら
菜花のごま和え
菜飯
呉汁
うどん粉餅


お母さんたちも混じってワイワイ昼食

熱々の呉汁が美味しかった〜

お腹いっぱいになったところで、ガイド再開。
両墓制(埋め墓と参り墓がある)のお墓を見て、子どもを産む前後1ヶ月のお母さんたちが共同で生活していた産院「出部屋」跡の解説を受けて、一同は伊吹島民俗資料館へ。


瀬戸内海歴史民俗資料館の田井静明館長から、伊吹島や芸術祭の舞台となっている島々を、歴史・文化・風習の切り口でお話ししてくださいました。かつての鯨漁をしていたころの絵馬や、亀の絵馬など貴重なものもあり、情報満載の大変有意義な時間でした。



その後は、2グループに分かれて伊吹島のお掃除です。
いりこ庵&トイレの家グループは、ブラシで磨いたり窓を拭いたりしました。
港近くの公園グループは、草刈りと草運びです。
1時間ほどの清掃でとても綺麗になりました。



今回も伊吹大満喫の1日。
参加者からのアンケートでも大変好評なご意見をいただきました!

●自分でぶらりと来ただけではとても味わえない濃密な内容でした。このようなイベントでないと、地元のガイドさんの説明は聞けないので。貴重な体験でした。最後の草むしりが最高!
●伊吹島のみならず、瀬戸内の島々の風習文化について詳しく話していただき勉強になった。
●伊吹島という存在は以前から知っていたのですが、行く機会がないと思っていました。今回訪れる機会に恵まれ、伊吹島=いりこだけじゃない独特の文化が数多く残され、歴史的にも文化的にも素晴らしい島だということが知れました。本当に楽しかったです。
●公園清掃、大勢でしたので苦にならなかった。食事の場に島で生まれて85歳までずっと住んでいるおばあさんが座ってくれて話しが楽しかった。
●お弁当、とにかく美味しかったです。カルシウムたっぷり、お野菜たっぷり、呉汁もやさしいお味で美味しい。うどんこ餅も中のあんこ共々、おふくろの味でした。幸福感いっぱいです。ごちそうさまでした。
●お弁当は地元の方の暖かい愛情がしっかり込められていて、とても美味しく、珍しいものがありました。ネブトとアジのきんぴらのレシピを教わり、売店で買い求めたので早速家で作ります。

今回も、伊吹のみなさん、ありがとうございました!



Posted by koebi2 at 13:46  パーマリンク

2018/03/01
【伊吹島】2/26(月) お母さんたちと弁当メニュー検討会!

昨年11月に開催した大好評企画「伊吹がもっと好きになる〜体験交流と手作り弁当〜」
<前回の様子→http://www.koebi.jp/blog/ibuki/entry-2020.html/2017/11/

3月3日の2回目(満員御礼)開催の前に、伊吹の元気なお母さんたちと、お弁当のメニュー検討会を行いました。

集まってくれたのは70〜80歳代のお母さんたち7名。
今回も島の料理のレシピや食材の使い方などを教えてくれます。

早速持ってきてくださったのが「高菜(たかな)」。
香川県の東では「まんば」、西では「ひゃっか」、伊吹では「たかな」という冬野菜です。


以前から「島で昔から食べられてきた料理ってなんですか?」
と聞くたびに、お母さんたちから

「なめしやな」
「なめしなめし」
「よーつくったきゃ」

と聞いていましたが、冬にならないと島で高菜が手に入らないのでお目見えしなかったメニュー。
ようやくご対面となりました!

高菜を茹でて刻み、にんじん・あげ・えびを一緒に煮ます。
別でご飯を炊いて、食べる直前に混ぜます。
(豊島のかきまぜもあとで混ぜるスタイルですね)


お母さんたちの手が素早い!

菜めしの準備をしながら、お母さんたちといろいろアイディアを出して行きます。
今の時期に取れる野菜、魚。昔の料理やそれを食べていた時の話など。

「豆腐汁って知ってますか?」(私)
「しらんしらん、昔は大豆を潰したやつをいれた汁を作ったきゃ」(80歳代)
「それって呉汁ですか?」(私)
「そうそう!」(80歳代)
「わたしら知らんなー」(70歳代)
「大豆潰したんと豆腐とアゲと入れて、、全部豆じゃあ!醤油かー味噌かー、、」(80歳代)
「豊島にも呉汁あるんですよー」(私)

世代間で違う食文化、島間で同じ食文化。
面白いですね。

<豊島のかきまぜと呉汁の島キッチンブログ→http://shimakitchen.blogspot.jp/2011/11/blog-post_10.html
とみんなでわいわい言っている間に、あっちこっちからたくさんの食材が集まってきました。

さっき島の畑で採ったナバナ
お母さんの家から取ってきたゲタ(舌平目)の干物
ちょっくら海で刈ってきたワカメ
など。


「ゲタはきんぴらにするとうまいきゃ」
というお母さん。
なんでフニャフニャの魚がきんぴらになるのか不思議だなア。と思っていたら、
ゲタの干物のきんぴらだったのですね!

今回は「天ぷら」にしようという話にまとまり、じゃ早速「トンカチで!」
え?トンカチ?
と思ったら、石の上でゲタをトンカチでトントン叩き始めるお母さん。
「これで骨を潰しておいたら丸ごと食べれる」
なるほど〜!私も人生初魚トントン。


今回も、小豆島の「創作郷土料理 曆 こよみ」https://www.facebook.com/shodoshima.koyomi/の岸本ご夫妻にご協力いただき、お母さんたちの話や料理をお弁当に上手に入るようにまとめてくれます。

揚げたてのゲタの天ぷらは衝撃の美味しさでした。
干物なのにフワッフワ。

話は盛り上がり、だしを取ったあとのイリコも天ぷらにしてしまおうということで、頭を取り始める一同。さすが伊吹の女性たち。イリコの扱いは手馴れたものです。


あっという間に6品が完成。

菜めし
味噌汁(島の味噌)
なばなの胡麻和え
わかめの刺身
いりことゲタと白いもの天ぷら
白いもの素揚げ

午後16時に定食並みの試食。
あー、お腹いっぱい。
いえいえ、ちゃんと食べながらメニューの検討や塩加減なども話し合いました。


弁当の配置について説明する岸本さん

今週末3月3日は70食のお弁当をお母さん方と協力してつくります!
みんな、美味しく食べてくれたらいいな。


しかし、改めて伊吹の食の豊かさ、奥深さにびっくり。
まだまだ、お母さんたちの話はつきなさそうです。


Posted by koebi2 at 11:08  パーマリンク

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