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2018/06/20
【こえびガイド】6/10(日)伊吹島の神楽祭鑑賞ツアー


江戸時代より続く伝統行事、伊吹島の神楽祭(夏超神事)へ行ってきました!
お神楽ツアーでは、島の歴史をよく知る伊吹島研究会の地元ガイドさんの解説をききながら島を巡り、伝統行事である神楽祭や、島の歴史や人々の暮らしぶり等を見学します。



伊吹島は観音寺港からフェリーで25分。観音寺港でサプライズのお見送りをしてもらい、島の表玄関口「真浦港」へ。イリコの加工場が見えてきます。



伊吹島といえば、香川県の讃岐うどんのダシに欠かせない「いりこ」の産地として有名ですよね。港に到着後、地元ガイドさんから、「伊吹いりこ」の特徴や、イリコ漁が解禁された際の様子や漁獲から加工までの流れなど「伊吹いりこ」が完成するまでを学びます。



加工場を後にして、島内へ。島四国の文化も残る伊吹島の集落へは、納札の入り口が来島者を出迎えます。


納札の入り口(写真上部)


入り口をくぐって、お神楽の鑑賞…の前に、まずは腹ごしらえです!創業100年をこえる地元の春日旅館にて、今回特別に作ってもらった昼食をいただきます♪



伊吹いりこや旬のサヨリ、新鮮なお刺身を食べながら、地元ならではのイリコの調理法をおかみさんから教えていただき、楽しい美味しい食事時間となりました。

お腹いっぱいになったところで、昼神楽の会場である伊吹島八幡神社へ。道中で、地元ガイドさんによる島案内、こえびガイドによるアート(瀬戸内国際芸術祭の作品)案内で、伊吹島の歴史や文化、生活をお伝えします。



坂道を上ると、八幡神社の鳥居が見えてきます。昼神楽の鑑賞前に、今回特別に島の神事にも参加させていただきました。夏越の祓の際に、自分の穢れ(けがれ)を移して、 神社に納めたり、川に流して、自分の代わりに祓い清めてもらう「人型(ひとがた)」をおさめます。

今年前半分の邪気をはらい、茅の輪くぐりも体験!茅(ち、かや)で作った大きな輪をくぐって穢れを落とし、今年後半の健康と厄除けを祈願します。



そしていよいよお神楽が始まりました!伊吹島のお神楽の特徴といえば、近世以降、香川県の四国本土から、神職が島に渡って演じていることです。一般島民が神楽を演じることもないそうです。



途中、雨が降りだし、雨足は強まる一方でしたが、貴重な機会に参加者の方も食い入るように鑑賞されていました。



実は今回お邪魔したお神楽、島の人たちが有志でお金を集めて開催しているそうです。伊吹島で舞うために受け継がれてきた演目もあり、島の方にとって大切な行事なのです。貴重な機会に参加させていただき、島の皆様、関係者の皆様ありがとうございました!



今回は昼神楽のみ参加だったのですが、夜神楽やトリ(夜神楽)終了時の松明投げの行事、戻し神楽など伊吹島の神楽ならではの特色を楽しめる、夜神楽も一押しです。

固有の伝統文化が残る、伊吹島。6月13日より解禁のイリコ漁の様子も気になりますね!引き続き、島の魅力をお伝えしていきたいと思います!



Posted by koebi4 at 11:38  パーマリンク

2018/05/10
【伊吹島】5/6(日)島四国めぐり


旧暦3月21日に行われる「島四国」、今年は5月6日に開催され、朝一便は200人の積み残しが出るほど、たくさんの人が島へ来られていました。



伊吹島全土に祀られた四国霊場88ヶ所を見立てた石仏を巡礼する、伊吹島の「おしこくさん」。



出発場所となる「泉蔵院」へは、
坂道の多い伊吹島ならではの巡礼道を歩きます。



道中、伊吹島の歴史やユニークな建造物を島民の方が教えてくれました。瓦に「〒」マークがある建物といえば、郵便局ですよね。どこにあるかは島へ訪れた際に是非探してみてください♪



泉蔵院では、地元の中学生が伊吹島の案内をしてくれるなど、おしこくさんを機会に伊吹島のことを知ることができます。



少し高台にある泉蔵院で景色を堪能して、88ヶ所めぐりスタートです!手作りの道案内の紙や、接待所の島民の方に道を聞きながら、石仏をめぐっていきます。




魚影の濃い燧灘に浮かび、年中釣りを楽しめるほど、豊かな漁場の伊吹島。うどん県(香川県)の美味しい出汁の秘訣である「イリコ」でも有名です。おしこくさんの道中では、加工場が群をなす圧巻の景観も見られます。廃業された加工場もありますが、6月下旬のイリコ漁に向けて準備を進めている様子も見られました。





島民の人でお接待を募って、接待所でおもてなしもしてくれます。大師堂、88番札所を参拝して、伊吹島の「おしこくさん」結願することができました。島四国の納札所である西の堂も訪れて、お礼をいって島を後にしました。




古くから続く伝統行事や生活文化が残る伊吹島。6月はお神楽、7月は港まつりといった行事があるので、そうした機会に伊吹島を訪れるのもおすすめです♪



Posted by koebi4 at 13:57  パーマリンク

2018/03/31
【伊吹島】3/3(土) 伊吹がもっと好きになる!

先日の伊吹島のお母さんたちとの賑やかな弁当メニュー検討会から1週間。
<弁当メニュー検討会→http://www.koebi.jp/blog/ibuki/entry-2083.html

いよいよ「伊吹がもっと好きになる〜体験交流と手作り弁当〜」の本番、、に先立って実は前の日の午後にもお母さんたちに集まってもらい、仕込みをしました。


始める前に岸本さんによる段取り説明に聞き入るお母さんたち

干しゲタ(舌平目)

お母さんたちの手がすばやすぎる!

おかげさまで募集開始当日に満員となる人気ぶり。
そして数日前まで爆弾低気圧で強風、翌日以降からは雨予報、そのちょうど真ん中の穏やかな日に開催と相成りました。

9時30分観音寺港に続々と集まった40名ほどの参加者は、チャーター船に乗り込み、一路伊吹島へ。
島のガイド三好兼光さんと一緒に伊吹島の周りを1周クルーズしました。
いつもはみれない「石門」や北浦港の洞窟も見に行き、一気に盛り上がります!


伊吹島の玄関口、真浦港に戻り、上陸。
そこからは瀬戸内海民俗資料館の田井館長が学区術的、広域調査を踏まえたお話を、三好さんが島案内と口伝的なお話とともに島を巡って行きます。
恵比寿さん、天水井戸、八幡さん、百手祭り、娘遍路、、伊吹ならではの話がお二人から次々と解説があり、その伊吹に住んできた人々の知恵とその歴史の深さに、みなさん興味津々でした。




伊吹島の中腹にある公民館に到着すると、さあ、お昼です。
前日から島のお母さんが準備してくれた美味しいお弁当をみんな一緒に食べます。
今回も小豆島の「創作郷土料理 曆 こよみ」https://www.facebook.com/shodoshima.koyomi/の岸本ご夫妻のお弁当アレンジ。珍しいゲタの天ぷらやネブトとアジのきんぴらにはあちこちのテーブルから「美味しい!」と声が上がっていました。



【お品書き】
干物と白いもの天ぷら
ふき大根
ネブトとアジのきんぴら
菜花のごま和え
菜飯
呉汁
うどん粉餅


お母さんたちも混じってワイワイ昼食

熱々の呉汁が美味しかった〜

お腹いっぱいになったところで、ガイド再開。
両墓制(埋め墓と参り墓がある)のお墓を見て、子どもを産む前後1ヶ月のお母さんたちが共同で生活していた産院「出部屋」跡の解説を受けて、一同は伊吹島民俗資料館へ。


瀬戸内海歴史民俗資料館の田井静明館長から、伊吹島や芸術祭の舞台となっている島々を、歴史・文化・風習の切り口でお話ししてくださいました。かつての鯨漁をしていたころの絵馬や、亀の絵馬など貴重なものもあり、情報満載の大変有意義な時間でした。



その後は、2グループに分かれて伊吹島のお掃除です。
いりこ庵&トイレの家グループは、ブラシで磨いたり窓を拭いたりしました。
港近くの公園グループは、草刈りと草運びです。
1時間ほどの清掃でとても綺麗になりました。



今回も伊吹大満喫の1日。
参加者からのアンケートでも大変好評なご意見をいただきました!

●自分でぶらりと来ただけではとても味わえない濃密な内容でした。このようなイベントでないと、地元のガイドさんの説明は聞けないので。貴重な体験でした。最後の草むしりが最高!
●伊吹島のみならず、瀬戸内の島々の風習文化について詳しく話していただき勉強になった。
●伊吹島という存在は以前から知っていたのですが、行く機会がないと思っていました。今回訪れる機会に恵まれ、伊吹島=いりこだけじゃない独特の文化が数多く残され、歴史的にも文化的にも素晴らしい島だということが知れました。本当に楽しかったです。
●公園清掃、大勢でしたので苦にならなかった。食事の場に島で生まれて85歳までずっと住んでいるおばあさんが座ってくれて話しが楽しかった。
●お弁当、とにかく美味しかったです。カルシウムたっぷり、お野菜たっぷり、呉汁もやさしいお味で美味しい。うどんこ餅も中のあんこ共々、おふくろの味でした。幸福感いっぱいです。ごちそうさまでした。
●お弁当は地元の方の暖かい愛情がしっかり込められていて、とても美味しく、珍しいものがありました。ネブトとアジのきんぴらのレシピを教わり、売店で買い求めたので早速家で作ります。

今回も、伊吹のみなさん、ありがとうございました!



Posted by koebi2 at 13:46  パーマリンク

2018/03/01
【伊吹島】2/26(月) お母さんたちと弁当メニュー検討会!

昨年11月に開催した大好評企画「伊吹がもっと好きになる〜体験交流と手作り弁当〜」
<前回の様子→http://www.koebi.jp/blog/ibuki/entry-2020.html/2017/11/

3月3日の2回目(満員御礼)開催の前に、伊吹の元気なお母さんたちと、お弁当のメニュー検討会を行いました。

集まってくれたのは70〜80歳代のお母さんたち7名。
今回も島の料理のレシピや食材の使い方などを教えてくれます。

早速持ってきてくださったのが「高菜(たかな)」。
香川県の東では「まんば」、西では「ひゃっか」、伊吹では「たかな」という冬野菜です。


以前から「島で昔から食べられてきた料理ってなんですか?」
と聞くたびに、お母さんたちから

「なめしやな」
「なめしなめし」
「よーつくったきゃ」

と聞いていましたが、冬にならないと島で高菜が手に入らないのでお目見えしなかったメニュー。
ようやくご対面となりました!

高菜を茹でて刻み、にんじん・あげ・えびを一緒に煮ます。
別でご飯を炊いて、食べる直前に混ぜます。
(豊島のかきまぜもあとで混ぜるスタイルですね)


お母さんたちの手が素早い!

菜めしの準備をしながら、お母さんたちといろいろアイディアを出して行きます。
今の時期に取れる野菜、魚。昔の料理やそれを食べていた時の話など。

「豆腐汁って知ってますか?」(私)
「しらんしらん、昔は大豆を潰したやつをいれた汁を作ったきゃ」(80歳代)
「それって呉汁ですか?」(私)
「そうそう!」(80歳代)
「わたしら知らんなー」(70歳代)
「大豆潰したんと豆腐とアゲと入れて、、全部豆じゃあ!醤油かー味噌かー、、」(80歳代)
「豊島にも呉汁あるんですよー」(私)

世代間で違う食文化、島間で同じ食文化。
面白いですね。

<豊島のかきまぜと呉汁の島キッチンブログ→http://shimakitchen.blogspot.jp/2011/11/blog-post_10.html
とみんなでわいわい言っている間に、あっちこっちからたくさんの食材が集まってきました。

さっき島の畑で採ったナバナ
お母さんの家から取ってきたゲタ(舌平目)の干物
ちょっくら海で刈ってきたワカメ
など。


「ゲタはきんぴらにするとうまいきゃ」
というお母さん。
なんでフニャフニャの魚がきんぴらになるのか不思議だなア。と思っていたら、
ゲタの干物のきんぴらだったのですね!

今回は「天ぷら」にしようという話にまとまり、じゃ早速「トンカチで!」
え?トンカチ?
と思ったら、石の上でゲタをトンカチでトントン叩き始めるお母さん。
「これで骨を潰しておいたら丸ごと食べれる」
なるほど〜!私も人生初魚トントン。


今回も、小豆島の「創作郷土料理 曆 こよみ」https://www.facebook.com/shodoshima.koyomi/の岸本ご夫妻にご協力いただき、お母さんたちの話や料理をお弁当に上手に入るようにまとめてくれます。

揚げたてのゲタの天ぷらは衝撃の美味しさでした。
干物なのにフワッフワ。

話は盛り上がり、だしを取ったあとのイリコも天ぷらにしてしまおうということで、頭を取り始める一同。さすが伊吹の女性たち。イリコの扱いは手馴れたものです。


あっという間に6品が完成。

菜めし
味噌汁(島の味噌)
なばなの胡麻和え
わかめの刺身
いりことゲタと白いもの天ぷら
白いもの素揚げ

午後16時に定食並みの試食。
あー、お腹いっぱい。
いえいえ、ちゃんと食べながらメニューの検討や塩加減なども話し合いました。


弁当の配置について説明する岸本さん

今週末3月3日は70食のお弁当をお母さん方と協力してつくります!
みんな、美味しく食べてくれたらいいな。


しかし、改めて伊吹の食の豊かさ、奥深さにびっくり。
まだまだ、お母さんたちの話はつきなさそうです。


Posted by koebi2 at 11:08  パーマリンク

2017/12/23
【イベント】12/16(土)ソコソコ想像所ワークショップに参加して来ました!

瀬戸内国際芸術祭2013から、粟島で展開されている日比野克彦さんの瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト「ソコソコ想像所」。今回はじめて、このプロジェクトが粟島を飛び出し、伊吹島でワークショップを開催!。。。の予定だったのですが当日風が強く伊吹島に渡るのを断念し、仁尾マリーナでワークショップが行われました。


アーティストの日比野さんご自身が伊吹島近海で海底探査を実施。その昔、海賊がお宝を隠していたという伝説の伝わる伊吹島の「合戸の穴」や、現在は無人島となっている股島・小股島の周辺などから約140点を引き揚げました。

その伊吹島近くの海底から引き揚げたものを見て、「これは何に使われていたものだろう?」「いつの時代のものだろう?」と想像をふくらませます。


伊吹島の三好さんから伊吹島ってこんなところだよ。というお話を聞いて、それから遺物をよく見てスケッチ。よーくみて、よーくみてスケッチしていると遺物の欠けている部分やくっついているフジツボから物語が生まれてきます。

30人の参加者から30のお話しが生まれました。


完成したら発表会の後に、仁尾マリーナに陸揚げされている海底探査船美術館「一昨日丸」に遺物とキャプションを持って展示しに行きます。



客観視と想像力って両輪でどちらも大事だなと楽しみながらも実感できるワークショップでした。


Posted by koebi3 at 16:43  パーマリンク

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